朝一番、スタッフから電話。
「先生、大変です!エアコンの電源が入りません!!」
「なぬ!?すぐにそっちに向かいます!!」
と、藤島校へ急行。
うむ、見事なまでに電源が入りません。
ブレーカーも確認したものの原因不明なまま、サウナ状態へ。
こりゃいかん!と急いで業者へ連絡したところ、駆けつけて下さいました。
さすがはプロ。
どうやら室外機の配線ウンヌンが原因だったようで、サクッと直していただけました。
「一台は部品の交換が必要です。コチラは有料となりますが、今日の修理分はサービスしておきます」と。
ありがとうございました。
改めて文明の利器のありがたさと、対応の素早さに感謝。
生徒たちも快適な環境で学習に励んでいます。
さてさて、前回の続き。
模試の復習ツール、『懺悔ファイル』です。
まずもって、模擬試験というのは各予備校が「本気で」作っているモノ。
過去の入試問題を分析し、学年・時期に合わせた出題範囲で作問。
河合塾では「全統模試作成チーム」を編成して、喧々諤々の議論の末に完成するそうな。
「今年はこんな出題傾向ではないか」
「こんな問題に注意せよ!」
という要素も織り込まれるため、入試本番にズバリ的中することも。
そんな、時間とお金と労力をかけて作られた問題が集まったモノが、模擬試験なのです。
それもあって、受験料は3000円~5000円。
参考書が数冊代えるような金額ですね。
つまり、良問揃いでコストもかかっている模試を活用できていない…というのはモッタイナイ事実。
さらに言えば、「模試=健康診断」です。
みなさんは、模試の結果が返ってきたらどこを見ていますか?
①志望校の判定
(たいがいD判定とかE判定ですね)
②各科目の点数
(平均点はあまり見ないでしょうか?)
③高校内の順位
(県内順位や全国順位もチラリと)
④特に点数の悪い教科
(ヤバイ…、と反省しますね)
↑ほとんどの生徒がココでおしまいです。
⑤分野別の得点
(ベクトル 28/40という部分です)
⑥採点されている答案用紙
(チラッとだけ。2~3ヶ月前の事なので正直に言えばあまり覚えていない状態ですね)
↑ココまで確認した生徒は優秀です。
で、上記を確認した後は専用のファイルに綴じ込んでオシマイ。
それを振り返ったり、復習の素材にしている生徒は非常に少ないのが現状です。
もう一度いいますが、「模試=健康診断」です。
判定や順位や合計点というのは、ひとつひとつの正答・誤答が積み上げられた「結果」。
「結果」だけ見ても、その原因の究明と改善にはつながりません。
具体的に、どの科目の・どの分野の・どの問題の・どこで・どのように間違えたのか。
そのミスの根拠は何なのか。
単純な計算ミス?知識の欠如?そもそもの考え方の理解不足?
それを知るために模擬試験はある、といっても過言ではありません。
(僕自信も「要経過観察。LDLコレステロール値が高いですよ。休肝日を設けて下さいね」という診断結果を真摯に受け止めねば)
「模試の復習をしていない=フルマラソンの途中で転んで膝から血が出ているのに、治療せずがむしゃらに走っている状態」です。
膝を擦りむいたくらいならまだしも、中には骨折レベルの怪我をしている生徒も。
その足を引きずりながらどれだけ一生懸命走っても、スピードは出ません。
どんどん追い抜かれて、とてもじゃないけど目標タイムでのゴールは難しい。
それくらい、模擬試験の復習は大切なのです。
その大切な模試の復習を助けてくれる、『懺悔ファイル』。
「継続できる正しいやり方」とは?
う~ん、またまた長くなってしまいました。
次回の記事へ続きます。