進む春。
校舎では、新学年になって気合いの入った生徒たちが続々来校。
「課題テスト、どやった?」
「まあまあです。英数理は。国語がヤバイす。。」と。
「英語が失敗。範囲が広くなったのもあるけど、基礎力のなさを感じました。月末の模擬試験までには何とかします。」
「数学、解答欄は埋められたけど…。結果はまだわかんないっすね」
と、様々な感想。
保護者会やホームルームでも再三お伝えしてきましたが、勝負は「夏」ではありません。
そう、勝負は「春」。
ここでどれだけ強固な基礎力を身につけられるか。
きちんと単語を覚えて、計算力を身につけて、解法の引き出しを増やす。
一見するとあたりまえで遠回りに感じる地道な努力が、夏から秋・冬にかけての爆発につながります。
僕の敬愛する(ホームルームでも度々引用する)バスケット漫画「スラムダンク」より。
「下手糞の 上級者への道のりは 己が下手さを 知りて一歩目。」
これは監督である安西先生の言葉です。
井上自身が中学生でバスケットに勤しんでいたころからの、バイブルとなっている言葉でもあります。
大学受験における「下手糞」である現役生。
「上級者」への道のりは、まずは自分の「下手さ」を知る。
その上で、基礎基本の徹底を。
漫画のストーリーでも、主人公の桜木花道は基礎練習に追われていきます。
基礎練習の春。
部活の大会は目前ですね。
文武両道を加速させて、先輩たち以上のがんばりを!!
応援します。