学祭フィーバーも落ち着いた今日この頃。
通常の授業&部活動&マナビスの両立が続いています。
さて、今日は高校1年生のみなさまへ。
先日ある高1女子生徒と面談をしました。
「受講も順調!課題テストどうでした?」
「う~ん、まあまあですかね。数学がもう少しミスを減らすべきかも。」
「なるほど。でも解き方とか考え方は正しかったのかな?」
「そうなんですよ~!バッチリわかってたのに、結構最初の方でミスしててその後が…」
「あるあるやね。その対処法としては…」
と、具体的な試験への臨み方・ミスのチェック方法などを伝授。
で、文理選択と将来の進路についても相談しました。
「経済学部にしようと思います。京大のオープンキャンパスにいって、一番おもしろそうでした!」
「スゴイ!現時点でそこまでスパッと決まってるのは素晴らしい。」
「でも、イマイチ大学の候補とかはまだよくわからないです。」
「お任せください。全国津々浦々から、候補を提案しますよ!」
面談が少々長引きましたが、さまざまな選択肢をお伝えすることができました。
大学選択は、本人とご家族にとって一大事。
学ぶ内容・場所・出会う人・将来の職業など、人生に与える影響は計り知れませんね。
「数学が苦手だから、文系かなぁ…」
「とりあえず資格とれそうだから、この学部にしとこうかなぁ…」
という、やや後ろ向きな考えで決めてしまうのはもったいない。
かつて、文系に進んだものの最後まで悩み、後悔した先輩がいました。
彼はマナビスでがんばって、早稲田大学の商学部に見事現役合格!
…が、入学後もやっぱり違和感が続いたようです。
入学後の5月、井上に電話をくれました。
「先生。やっぱり僕、理学部への思いがあきらめきれないです。親とも相談して、もう一度受験をしようと思います」と。
一般論から言えば、だれしもが憧れる早稲田大学を退学して再受験というのは考えにくいもの。
ですが、やはり自分自身の学びや将来のことを考え、悩みぬいての決断でした。
6月で退学し、途中から予備校へ。
数Ⅲなど理系科目はイチからの勉強でしたが、頑張りぬいて静岡大学に合格することができました。
本人・ご家族ともに大きな負担とプレッシャーの中、最後まで目標を失わず走り続けたことは本当に立派だと思います。
「将来どうするの?」なんて、16歳に問うのは酷なことかもしれません。
が、日々忙しい生活の中で真剣に考えてみる。
途中で目標が変わることも大歓迎。
その時にはまた新たな計画を、一緒に練り上げましょう。
実りの秋、未来に思いを馳せながら地道に。
がんばろう。