お盆休みも終わり、高校の夏期補習がスタートしましたね。
初めて福井に来て驚いたことは、「夏休み、短いなぁ〜!」ということ。
学校の先生方、熱心ですね。頭が下がります。
さらに学祭が9月初旬にあるということで、補習授業の後に学祭準備もスタート。
これも新鮮でした。
滋賀県で高校生を指導している時には、6月の春季総体→7月に学祭→受験勉強へ!という流れ。
部活と学校行事を終えて受験勉強へ、というある意味合理的な流れでした。
秋に学祭があると、ちょっと気をつけなければならないのが受験勉強の中ダルみ。
7・8月と勉強に勢いがついていた所に、学祭準備で時間と体力が取られていきます。
もちろん青春時代の真っ只中なので、それも悔いなく頑張ってほしい。
主体性やリーダーシップなど、そこから得られる経験値はかけがえないもの。
…ですが、高3生は学祭直後に全統模試が。
う〜ん、「部活動と受験勉強の両立」ならぬ「学祭と受験勉強の両立」ですね。
で、8月後半から秋にかけての学習指針、「8月度ホームルーム」を実施しました。
今月のテーマは、「思考は現実化する」。
趣味の読書で得た知見から、「こりゃ今の高校生に伝えねば!」ということで。
少しだけ中身をご紹介します。
「思考は現実化する」=「思ったことは、本当にそうなる」
ふむ、そのままですね。
例えば、
「お腹すいたな〜。ラーメン食べたいな〜。」(思考)
↓
「岩本屋いこ」※井上お気に入りのラーメン屋です
↓
「ラーメンを注文」
↓
「ラーメンを食べる!」(現実化)
さらに、
「サッカー選手になりたい!」(思考)
↓
「練習を頑張る」
↓
「スカウトの目にとまる」
↓
「契約を交わしてプロへ!」(現実化)
以下は、サッカー日本代表の本田圭佑選手の小学校時代に書いた作文からの引用です。
「将来の夢」
ぼくは大人になったら、世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。
世界一になるには、世界一練習しないとダメだ。
だから、今、ぼくはガンバッている。
今はヘタだけれどガンバッて必ず世界一になる。
そして、世界一になったら、大金持ちになって親孝行する。
Wカップで有名になって、ぼくは外国から呼ばれてヨーロッパのセリエAに入団します。
そしてレギュラーになって10番で活躍します。
一年間の給料は40億円はほしいです。
プーマとけいやくしてスパイクやジャンバーを作り、世界中の人が、このぼくが作ったスパイクやジャンバーを買って行ってくれることを夢みている。
一方、世界中のみんなが注目し、世界中で一番さわぐ4年に一度のWカップに出場します。
…
スゴイですね。
有言実行、しかもかなり具体的な夢を抱いていたことがよくわかります。
さらにさらに。
「臨床医じゃなくて、研究医になりたい!」(思考)
↓
「勉強に励む」
↓
「院試で『研究医になりたいんです!』と絶叫する」
↓
「大学院に進学し、のちにIPS細胞を発見してノーベル賞を…」(現実化)
これは、京都大学iPS細胞研究所所長の山中教授のエピソードです。
やはり、「思考は現実化」する。
では、高校生のみなさんはどうでしょうか?
少し長くなってしまいましたので、次の記事へ。
ぜひ最後までご一読ください。