「先生!先生!!」と、校舎玄関にて大きな声。
「先生!やっと…。やっと第一志望でB判定が出ました!」
「ホンマか!やったな!!」
「2年の模試で出てからしばらくDかCをウロウロ。E判定も何度か…」
「冬の時代が長かったなぁ。やっと春の兆しが見えてきたね。」
「今ワタシ俄然やる気でてます。でも、調子乗らないようにがんばります。」
「その通りやね。ちなみに懺悔はやってるかな?」
「大丈夫です。けど、古文と漢文はもう少しやり直さないと…」
模試を終えた高3女子からの、嬉しい報告でした。
そんな受験生たちは、昨日今日と「センタープレ試験」。
「いよいよ試験会場へ。まだまだ完成には遠い気がするけど…。。がんばってきます!」と意気込みを語ってくれていましたね。
場数を踏んで、ずいぶんとたくましくなりつつある受験生たち。
自分なりの成功パターンが少し見え隠れしつつも、まだまだ教科・分野・単元によっては弱点も多数。
ここからは我慢比べ。
こっちができたと思ったら、また課題が見つかる。
以前までできていたところも、ポロポロとミスが。
「試験本番までには必ずできるようにするぞ!」と秘めたる闘志を抱きつつ、我慢強くひとつひとつをクリアしていく。
何度もお伝えしていることですが、この時期からは「懺悔ファイル」が受験生にとって一番の”復習基準”。
模擬試験で、過去問で、黒本や青本で。
課題を記録し、何度も反芻し、これまで進めてきた教材で上塗りする。
ボロボロになるまで、懺悔ファイルとテキストをやりこむ。
以下は「東洋経済オンライン」の記事からの引用です。
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「地方出身の東大生」の勉強法が本質的すぎた
それもそのはずで、彼ら彼女らは1冊の教科書を何度も何度も読み返す勉強をしているのです。『東大主席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法』という本もありますが、何度も何度も読むことで知識を吸収するという勉強法を実践する東大生は、意外と多いです。東大生100人にアンケートを取ったところ、実に63人の学生が「どんどん多くの本を読むというより、一冊を何度も読み返すタイプだ」と答えています。
そして特に、「この参考書がいい!」とか「この本を読むと偏差値が上がる!」とか、そういう情報が入って来にくい環境にいる学生ほど、この勉強法を実践しています。
ここで大切なのは、読み返すたびに目的を変えていることです。
たとえば、1回目はざっと流し読みして、ぼんやりと流れを知る。その後、2、3回目に読むときには、読み流して知ったことを下地にして詳しく読み込んでみる。そして、細かく理解できたら、今度は全体像を把握してみる。「全体と一部」を意識して、細かく読み込んだ箇所が全体の中ではどういう役割を果たす部分だったのかを理解しながら読むのです。
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最高学府である東大へ、地方から合格していく「怪物」たち。
何か特別なやり方などではなく、自分が信じたテキストを徹底的にやりこむ。
例年マナビスの卒業生たちの合格体験談を読んでいると、ある共通点があります。
それは、難関大学になればなるほど「基礎」とか「復習」といった文字が躍ること。
「マナビスのテキストを何度もやり直して基礎を固めた」
「復習するために、受講は3周した」
「懺悔ファイルはいつも机において確認しながらすすめた」
受験生のみなさま。
勝負はここからです。
センタープレが終わっても、淡々と地道な努力を。
がんばるぞ~!!