例年に比べて暖かい11月も、まもなく終わり。
校舎では、3年生の保護者様・受験生・井上との三者懇談を実施しています。
今回の目的は、志望校の検討と出願に向けての準備。
その中身については、後日記事にしようと思います。
で、今回はホームルームの後半戦について。
前半は立命館大学の入試担当者にお越しいただき、具体的な入試情報や学習法などについてもお話いただきました。
続いて、井上より先輩たちのがんばりについて。
15分くらいで…と思っていましたが、一人ひとりの顔が浮かんできてついつい…。気が付けば30分以上過ぎていて、慌てて切り上げる羽目に。
お迎えなどでお待ちいただきました保護者様、申し訳ありません!
で、今回はその内容について。
まず、センタープレ試験が終わって、あらためて志望校への思いはあるのか?ということから。
例年、思うようにドンドン成績が伸びて…という受験生ばかりではありません。
残り日数がなくなり、不安になって、自分だけが伸びていないような気がして。
「志望校を下げた方が…」という気持ちになることもあるでしょう。
が、それじゃあ本当にもったいない。
みなさんにとっては、当然はじめての大学受験。
「こんなにがんばっているのに、伸びてこないのはなぜ?」という感覚は正しいものだと思います。
が、毎年受験生をお預かりして一緒に戦っている身としては、「やっぱりそんなに甘くはないですよ!」というのが本音。
求められる知識量・演習量は、高校入試の比ではありません。
特に現役生のみなさんにとっては、そもそもまだセンター試験や2次試験の出題範囲が修了していない科目もありますね。
「マナビスで予習して、知ってはいる。やった覚えもある。でも、まだ自力で解けるほど定着していない。。演習不足です。。。」
というのが、実態です。
ところが、9月から続いた模試祭りのおかげで、復習すらままならない状態。
そこでバンバン結果を出していくことが難しいのは、よく理解できるはずですね。
そうは言うものの、不安であることに変わりはありません。
で、昨年の先輩たちの成績推移をご紹介。(許可を得ている方のみ)
夏のマーク・記述模試→10月→11月センタープレ&オープン模試→センター本試験→合格した進学先…という流れで。
先輩たちの足跡を見て、どよめく受験生たち。
「あんまり自分と変わらないけど、センター当日はヤバイ!」
「記述模試でE判定から逆転合格!?ヤバイなぁ…」
「夏から見てみると、むしろどんどん成績下がっているのに…。よくモチベーションが保てたよなぁ。ヤバイなぁ…」
※ここで言う「ヤバイ」は、スゴイとか素晴らしいという意味です。
それがひとり二人ではなく、10名以上立て続けに紹介しただけに
「先輩たちも、みんな苦労してたんですね!あきらめずにがんばります!!」
という感想多数。
そうなんです。
マナビスで現役合格を勝ち取った先輩たちは、みんないばらの道を突破したんです。
苦労と我慢の連続。
でもそれでも地道に続けたからこそ、最後の爆発力につながった。
まだまだ勝負はここから。
がんばるぞ。