相変わらず寒暖差の激しい10月。
早くも月の半分を過ぎましたね。
毎年ながら、秋の肌寒さと時の流れの早さには驚かされます。
「先生!もうセンタープレまで1ヶ月しかないなんて…!早すぎます!!」という受験生の相談。
ヒタヒタと迫る勝負の時。
受験生をお預かりする立場としては、「もう11月が見えてきた!チョット待って…!」という思いもありつつ、地道な努力を続けてもらっています。
秋は受験生だけでなく、高1・高2生にとっても大切な時期。
高2生は、いよいよ始まる受験生活に向けての最終段階。
高1生は、夏の学習を振り返りつつ「予習・復習」のやり方を点検しています。
さて、そんな中10月度ホームルームを実施しました。
今回はHRでお伝えした、「数学の突破法」をちょっとだけご紹介します。
高校入学後、まず最初にみんながビックリするのは「高校数学の進度の速さと、難易度UP」ではないでしょうか。
「中学までは得意教科だったのに、数日手を抜くと一気に置いていかれて…」
「一問解くのにむちゃくちゃ時間がかかる。他の教科まで勉強する余裕がなかなかなくて…」
「正直、解説を読んでも理解できなくて…」
「数学、ムリだから文系にしようかと…」
コレ、毎年高1生から挙がる声の一部です。
気づけば数学に一番学習時間をかけているのに、なかなかテストや模試で成果につなげることができない。
でも、解けた時の快感は他教科では味わえない良さがありますね。
中でも特にやっかいなのが、センター試験の数学。
理系生や、文系ながら2次試験でも数学を使う猛者たちにとっても厳しいハードルです。
ホームルームでは、まず数学のマーク模試を受験している際によくある精神状態から考えていきました。
「ん?計算があわないぞ?」
「ココがマイナス?いやいや面積なのに…」
「あっ!この問題見たことあるぞ!え~っと…!」
「んん?もう半分過ぎてる?まだ大問2なのに…」
「よし、いったん飛ばして確率から」
「いや、やっぱり図形から…」
「あ~!これ前の模試でもミスったパターン!え~っと…?」
「この問題、解ける!…けど、この解き方で解けって言われても…」
「記述なら解けるのに…」
「手汗が止まらん。脇汗も。焦ってるんかな?」
「は?あと10分?まだ最後の大問まるまる残ってるのに…」
「あ~!ミスってる!?どこで?時間がないのに!!」
「数学キライ」
「あんなに勉強したのに…」
「せめてあと10分あれば」
…ここで無常のタイムアップ。
解答用紙を回収している際に、隣の生徒の解答がチラっと見えて「ア~!そうやった~!!」と気づいても時すでに遅し。
う~む、あるあるですね。
長くなりましたので、具体的な対策は次回の記事で。
こうご期待!!