雨の週末。
高3生のみなさんは、今日・明日と進研マーク模試。
「地理はまずまず。英語と国語は…時間ギリギリやったんで何とも言えないです。。」
「むしろ明日の理系科目がピンチ。今から化学と物理つめこみます。」
模試が終わっても、変わらずマナビスでがんばる。
受験生たちの戦いは続きます。
さて、今週は9月度・ホームルームを実施しました。
今回は、高1生へお伝えした内容の一部をご紹介します。
まず、高校生はじめての夏をじっくり振り返り。
①オープンキャンパスはどうだったのか
②模試結果を踏まえて、懺悔(復習)はできているか
③数学の先取り学習は進んだか
④部活動は順調か
⑤夏休みを満喫したか!
普段よりもちょっと多めに時間の取れる夏、もちろん学習を進めることは大切。
…ですが、高1の今だからこそしっかり部活や遊びも満喫してもらいところです。
(なんてたって来年の夏からは早くも受験勉強がスタートしますから…)
さらには、まだまだ進路についてはこれから考える時期だからこそ、オープンキャンパスへ。
自分としては思いもよらない選択肢に心惹かれるかもしれません。
そして、新大学入試についてもお伝えしました。
まず、「大学入学共通テスト」とは何か。
端的に言えば、「センター試験の後継となる共通試験」ですね。
2020年度(2021年度入試)からスタートとなり、6教科(外・数・国・理・地歴・公民)が出題されます。
現在のセンター試験と大きく異なるのは、以下の3つ。
①「思考力・判断力・表現力」を重視
②英語は民間の資格・検定試験を活用
※2023年度(2024年度入試)までは共通テストの「英語」も出題
※いわゆる4技能を測ることが目的
③数学・国語では記述式を導入
※その他の教科・科目はマークシート式のみ
2024年度(2025年度入試)以降、地歴公民・理科等でも記述式の導入を検討
必要な対策としては、実はあわてふためく必要は無いと思います。
基礎的な知識・技能を今までと同様に身に付ける。
その上で、思考力・判断力・表現力を必要とする問題形式に慣れる。
ここで大切なのは、「学習の順序」です。
「思考力が問われるから、難問をバチバチやらないと!」
「ともかく表現力!英作・リスニングを重点的に!」
…といった、一見カッコイイ学習にはじめから寄りかかってはいけません。
まずは、基礎的な知識を入れる。
公式が正しく証明できるまで、理解する。
語句の覚えるだけでなく、その意味を説明できるか確認する。
そういった知識の蓄積と醸成をキチッと進めて、その上に思考力や判断力・表現力を問う演習を積む。
つまり、ドンドン新しいことを習う高校1年生のうちに、どれだけ正しく知識を残せるのか。
それがそのまま新大学入試制度を突破するカギとなる!
…と、熱弁しました。
その後には、具体的なインプットの仕方やアウトプットの効率が良い進め方についても。
そのあたりは、企業秘密です。(校舎でお伝えします)
制度の変わり目は、様々な情報や憶測から過度な危機感が生まれて、基礎基本がおろそかになりがち。
制度が変わっても、志望校のレベルがいきなり変わるわけではない。
求められている力を、自分がしっかりと発揮できるような体勢作りをはじめる秋。
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